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okkaaa × WALL&WALL presents 

『網膜』

okkaaa × WALL&WALL presents 『網膜』

about  網膜

​越境する網膜

テーマは「越境する網膜」。会場には写真作品の展示・ポップアップ・インスタレーションなどを施した作家空間を生み出し、「現在」を感じる音楽の体験だけでなく、アーティストの楽曲の視点を広げるような展示を行います。またオンラインでは、デジタル表現すらも楽器の一部となり、映像作家の魂も会場の一部となり、その会場で共鳴しあう音が電波を超え、音を様々な視点で外の世界に持ち出します。対面ではアーカイブ化されない永遠の一瞬を生きる感覚、オンラインでは月を飛び越えるような新たな地平と宇宙を感じる感覚。様々な視点が交差し網膜が越境するような新たなライブ空間を提供します。

okkaaa

okkaaa × WALL&WALL presents 

『網膜』

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開場 17:30 / 開演 18:30 / 終演 20:50

【チケット情報】

入場券:¥3,000 +1drink ¥600
<販売期間:11/25 12:00 ~ 12/11 23:59>

視聴券:¥2,000
<販売期間:11/25 12:00 ~ 12/15 17:30>

ZAIKO:https://wallwall.zaiko.io/_item/333542

about  AW20

音楽体験は、常に「現在」でなければならない。 博物館に収められているものではなく、「現在」を共に「生きる」ものでなければ意味がないのだ。 綺麗な化石を掘り出して満足しているだけでは、ただの標本だからだ。「現在」と「生きる」ことで生まれる景色の地平に焦がれ体験を求めライブに足を運んでいたが、負の流行によってその表現すらも分断されてしまった。生け花と同じでほんの一瞬のライブ体験はオンラインへと変わって行った。 アーカイブ化されない儚さが崩れ、垂れ流しの消費のためのコンテンツとなってしまった。しかしこの世界は全く生まれ変わってしまった。あの体験をこの世にとどめておくことはできない。 しかし何かが終わると同時にまた別の世界が立ち上がってきている。デジタル表現すらも楽器の一部となり、映像作家の魂も会場の一部となる。その会場で共鳴しあう音が電波を超え、音を外の世界に持ち出すことができる。まるで赤子の叫び声のように。分断された音楽表現の先に新たな地平が広がっている。その意識が分断された空間を繋ぐ。アーカイブ化されない永遠の一瞬を生きる人々と月を飛び越えるような新たな地平と宇宙を感じる人々が交差し、新たなデジタル空間を生み出したい。

okkaaa

日程

AW20「網膜

Organism and Idea of Kotan

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shibuya WALL & WALL

『網膜』

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『網膜 -online-』

​タイムテーブル

AW20「網膜

 後日公開

Profile

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1999年生まれ、20歳。 アーティスト、文筆家。

若干二十歳のアーティスト/文筆家/フォトグラファーという様々な側面を持つ今期待の新世代DIYミュージシャン。心地よく囁く声と歌詞が特徴で、Daniel Caesarや宇多田ヒカル、小説家・村上春樹などからの影響を受け、ヒップホップ、R&B、ゴスペルなど様々なジャンルの要素を感じることができる。楽曲制作もさることながら、ミュージックビデオの制作、楽曲のジャケットやwebサイトなども全てセルフプロデュースしている。

2019年2月には楽曲「シティーシティー」がSpotifyのバイラルチャートにランクインし、2019年7月にはSpotifyの新人発掘プロジェクト「Early Noise」のカバーを飾る。音楽プロデューサー・加茂啓太郎、音楽ジャーナリスト・柴那典らが審査員を務めるEnter Tech Lab主催『CHACCA CHALLEGE』で最優秀賞を獲得。彼のシングル「積乱雲」は2019年のベストミュージックとして数多くのキュレーターからピックアップされ、グラミー賞にノミネートされたプロデューサー/ DJのstarRoなど、日本の最もホットなプロデューサーからの支持を得ている。

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awake / asleep (2020)

「歪められた」ものたちが、その姿のかりそめの実現を通して生身の私たちに影響を及ぼす意識の波動

アンビエントとの接合、歪められた世界へのアプローチと鳥の不在。「僕らはこの世界を揺るがすような大きな力を持っている。けれど、そこに意思はない。いや人格そのものが欠如してる。そしてこの世界に人格を持たず、物語を語らず、理解できないもの。そんな存在が露呈したことがこの国々の人々を惑わせているのだろう。少なくともワクチンができるまでこの緊張感は続くし、共生することでバランスを取ろうという常識論の文化論では通用しないだろう。もう少し深部に行くには責任を持って闇の世界から”わたし”を取り戻さないといけない。自分たちがこのシステムを生んでいるという責任と空疎を自覚しないと説得力がないのだ。僕は空疎な自分を自覚しながら静かに抵抗しようと思う。過去の文脈に潜ることであらゆるものを超越しながら作品を作るのだ。なぜなら21世紀は絶対に終わらないから。僕らは未来に向けて飛んでいかないといけない。いや飛ばなくても個人と社会を結びつけるものがあるかも知れない。やがて眠りが訪れるだろう。その前に、僕はその物語をここに記す。」

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ID20 (2020)

リアリズムの文体とノスタルジー、魂が交通する歪みと夢

サイケデリックな夢とその現実を通して伝わる意識の波動が普遍的に敷衍していくリアル。「ここはぼくの中の印象的な想像力そのもので、深い井戸なようなもの。ここで、他世界に出てからはなくて叶わぬいろいろな美徳や才能に思いを巡らせ、いたずらな気の中に世の荒波を乗り越えていくためにユーモアと軽快さを見出した。いっさいのフィルターや数字はぼくには関係なかった。ノスタルジーからリアルを抉り出した現在のコントラスト、静かなためらいと抵抗の心持ちを大切に、道もない森に入りそして遠くの野原をほっつき歩く。」

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明晰夢 (2020)

桃源郷的な世界で堕落と希望の波動を感じる

本楽曲は夢と現実の狭間を行き来するような不思議な作品となりました。音楽を作ってる時は夢を見てるような心地になるんですよね。桃源郷のような手触りを感じて夢中になってしまう。そんな明晰夢的な空間が詰まっています。とはいえ自己への陶酔は許さないでいたい。前作『煌めき』にもつながる叙情性もあったりするので前作も踏まえて楽しんでもらえたらなと思います。とはいえ歳を重ね,新たなフェーズに向かう必然性を感じています。そんな次に進む心持ちも伝わればいいなと思っています。ぜひ聴いてみてください。

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