top of page
無題19_20200706174426.PNG

SS20「有機体と枯淡」

Organism and Idea of Kotan

about  SS20

今と接合させながら未だみぬ美徳や形式に憧憬を抱きながらも、

自分の対話し、この今のリアルを拙いながらも紡いだ。

 

個人を前提とした写実や印象派のような絵画的な心持ちがある一方、

世界への接続を持ち合わせた感性を交差させるという意味で

自他との境界線を超越した脱中心的な生物ニューラルネットの構造を持って

自分を普遍化させることができるのではないだろうかと

希望を膨らませながら様々な美徳に思いを巡らせた。

 

 

この思考や歌が新たな世界へと接続するためのお役に立てればなと思う。

okkaaa

無題19_20200706174426.PNG

SS20「有機体と枯淡」

Organism and Idea of Kotan

会 期:SS20 (Spring and Summer 2020)

作品数:7曲

awake_asleep (1).jpg

awake / asleep (2020)

「歪められた」ものたちが、その姿のかりそめの実現を通して生身の私たちに影響を及ぼす意識の波動

アンビエントとの接合、歪められた世界へのアプローチと鳥の不在。「僕らはこの世界を揺るがすような大きな力を持っている。けれど、そこに意思はない。いや人格そのものが欠如してる。そしてこの世界に人格を持たず、物語を語らず、理解できないもの。そんな存在が露呈したことがこの国々の人々を惑わせているのだろう。少なくともワクチンができるまでこの緊張感は続くし、共生することでバランスを取ろうという常識論の文化論では通用しないだろう。もう少し深部に行くには責任を持って闇の世界から”わたし”を取り戻さないといけない。自分たちがこのシステムを生んでいるという責任と空疎を自覚しないと説得力がないのだ。僕は空疎な自分を自覚しながら静かに抵抗しようと思う。過去の文脈に潜ることであらゆるものを超越しながら作品を作るのだ。なぜなら21世紀は絶対に終わらないから。僕らは未来に向けて飛んでいかないといけない。いや飛ばなくても個人と社会を結びつけるものがあるかも知れない。やがて眠りが訪れるだろう。その前に、僕はその物語をここに記す。」

6.png

ID20 (2020)

リアリズムの文体とノスタルジー、魂が交通する歪みと夢

サイケデリックな夢とその現実を通して伝わる意識の波動が普遍的に敷衍していくリアル。「ここはぼくの中の印象的な想像力そのもので、深い井戸なようなもの。ここで、他世界に出てからはなくて叶わぬいろいろな美徳や才能に思いを巡らせ、いたずらな気の中に世の荒波を乗り越えていくためにユーモアと軽快さを見出した。いっさいのフィルターや数字はぼくには関係なかった。ノスタルジーからリアルを抉り出した現在のコントラスト、静かなためらいと抵抗の心持ちを大切に、道もない森に入りそして遠くの野原をほっつき歩く。」

日程

SS20「有機体と枯淡」

Organism and Idea of Kotan

07

09

WWW shibuya

『LIGHT VIEW』

00

00

-----------

『--------』

TICKET

about  SS20

​有機体との接合を試みる

今まで、この世界に素手で触れるために外部との接続を試み様々な凹凸を縫合する試みをしてきたが、一先ず、内側から抉り出した美学を話さなければ僕は何者でもないと考えた。

 

基本的に前作のモチベーションの杵柄をとってそれで紹介されたみたいなことをずっとやっていくのは僕には無理だし、常に作品は作っていたい。

 

インディー的な手探りから提唱できることはなんだろうと考えながら、透明な風のそよぎや内部の心象風景にメタファーを宿し、自分のことを語り耽美的に自身を追求しながら歌うことの楽しさにまだ見ぬ高鳴りを覚えた。

ただ自身はタイプビートという作法をとっているが、ただライブをするだけは、なんだかこざっぱりとしていて無機質なテクスチャーがある。そこで無機質・有機的の二項対立を考えたときにいかに身体性を持って訴えかけるかみたいな主題をライブの文脈に乗っけられるかと考えた。

 

元来、ひとりぼっちの音楽だったものを、その漏れ出した情念や内部にある信念をどう伝えるかを探究する。これは、デジタルから恩恵を受けながら、有機的な自然を接合させ自らの感情を普遍化させる試みだ。

okkaaa

​セットリスト

SS20「有機体と枯淡」

Organism and Idea of Kotan

  1. SS20 (有機体と枯淡)

  2. SS20

  3. awake / asleeep

  4. imsodigital

  5. (twenty)sailing

  6. CODE

  7. 積乱雲

  8. DIVE

「#有機体と枯淡」​で本公演のご感想をお寄せください

artcover_okkaaa.JPEG

1999年生まれ、20歳。 アーティスト、文筆家。

若干二十歳のアーティスト/文筆家/フォトグラファーという様々な側面を持つ今期待の新世代DIYミュージシャン。心地よく囁く声と歌詞が特徴で、Daniel Caesarや宇多田ヒカル、小説家・村上春樹などからの影響を受け、ヒップホップ、R&B、ゴスペルなど様々なジャンルの要素を感じることができる。楽曲制作もさることながら、ミュージックビデオの制作、楽曲のジャケットやwebサイトなども全てセルフプロデュースしている。

2019年2月には楽曲「シティーシティー」がSpotifyのバイラルチャートにランクインし、2019年7月にはSpotifyの新人発掘プロジェクト「Early Noise」のカバーを飾る。音楽プロデューサー・加茂啓太郎、音楽ジャーナリスト・柴那典らが審査員を務めるEnter Tech Lab主催『CHACCA CHALLEGE』で最優秀賞を獲得。彼のシングル「積乱雲」は2019年のベストミュージックとして数多くのキュレーターからピックアップされ、グラミー賞にノミネートされたプロデューサー/ DJのstarRoなど、日本の最もホットなプロデューサーからの支持を得ている。

Profile

bottom of page